タイミー、ニチイ学館 共同で介護職員初任者研修を実施

タイミー、ニチイ学館 共同で介護職員初任者研修を実施

タイミー、ニチイ学館 共同で介護職員初任者研修を実施

 スキマバイトサービス「タイミー」を提供するタイミー(東京都港区、小川嶺社長)は、介護大手のニチイ学館(東京都千代田区、森信介社長)と共同で、「タイミー」を利用する働き手を対象に介護職員初任者研修を実施する。修了者には、タイミーが受講料の半額を補助する。

 10月10日より、タイミーが受講希望者の募集を開始している。研修は、ニチイ学館の大宮ソニック教室(さいたま市)、八王子教室(東京都八王子市)、堺東教室(堺市)の3カ所で実施し、いずれも11月下旬に開講予定。

 今回、両社が実施する介護職員初任者研修は、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」として採択された事業の一環として行われる。タイミーを通じて応募するなど、一定の要件を満たした受講者には、修了後にタイミーが受講料の半額を補助する。「タイミー」の働き手に対して、介護の知識やスキルを習得する機会を提供し、新たな資格保有者を輩出することで介護業界の人材不足解消に貢献する。タイミーでは10月16日(予定)まで受講者を募集している。

 タイミーは、今年4月から介護業界でのスキマバイトの活用普及に向けた取り組みを本格化。働き手の保有資格やスキル、経験値に合わせて業務を切り出し、未経験・無資格者には、ベッドメイクや清掃、備品補充、調理補助などを任せ、安心して働いてもらえる受け入れ体制を構築するなど、業界外からの新しい働き手との接点作りに力を注いでいる。また、「タイミー」に登録している約500万人の働き手のうち、およそ15万人はすでに介護分野の資格保有者。資格を保有している人には、資格や経験に応じた業務に就いてもらい、今はフルタイムでは働けない人もスキマバイトという新しい働き方で介護業界での就業機会を創出している。

 今回のニチイ学館と共同での介護初任者研修実施により、「介護業界での就業機会をさらに広げ、即戦力として活躍できる人材を増やし、人材不足解消に一層貢献したい」としている。

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