2/20~22 ケアショージャパン開催
「超高齢社会の介護・医療・予防と、まちづくりのために」をコンセプトにした商談・展示会「ケアショー・ジャパン2024」が2月20日(火)~22日(木)に東京ビッグサイト(東ホール)で開催される。約180社が出展。セミナーは3日間で全65講座を予定している。
5展の中で最も開催歴が長いメディケアフーズ展は今年が16回目。大手介護食品メーカーを中心に介護食・配食サービスなどが一堂に集まる。また、21日(12時40分~17時)に行われる特別企画「嚥下食メニューコンテスト」は、医療・介護現場等が考案したオリジナルレシピを、嚥下対応や見た目・味・食感・栄養価などで競うもの。当日はファイナリストによる調理実演、プレゼンを経て選考・表彰を行う。
口腔・栄養の専門家によるセミナーも充実。20日は本紙連載中の名寄市立大学准教授・中村育子氏による「これからの在宅高齢者の栄養管理」(10時30分~11時10分)や、ないとうクリニック複合サービスセンター管理栄養士・伊藤清世氏の「UDFを使ったペースト食の新調理法ご提案~加水ゼロ式調理法と手元調整の活用~」(12時50分~13時40分)。22日は日本栄養士会常任理事・原純也氏の「高齢者糖尿病の食事療法~糖尿病とサルコペニアの関連~」(10時30分~11時10分)、大妻女子大学教授・川口美喜子氏「がん患者と家族の悩みのためにできること~食べる喜びを支え続けることの意味~」(13時~13時40分)などを予定している。
セミナーは全講座聴講無料、事前申込制(当日空きがあれば聴講可能)。展示会の開催時間は10~17時。来場事前登録(QRコード)または招待状持参で入場無料(通常5000円)。同時開催の「健康博覧会」(東ホール4・5・6)などとの相互入場も行える。
同博覧会はひと・社会・地域の健康を考える5つのエキスポで構成。合わせて出展約700社、来場4万3000人を見込む。女性・男性特有の健康課題にアプローチする「ジェンダード・イノベーションEXPO」では、近年、商品展開が進む尿もれ対策用品など、男女で異なる悩みへきめ細かくサポートする商品などが並ぶ。
セミナーでは厚生労働省による「2024年に始まる健康日本21(第三次)~性差に着目した初の目標設定~」(20日10時30分~11時10分)のほか、「メーカー3社に学ぶ、性差に着目した製品の事例~開発の裏側とユーザーの評価~」(22日12時50分~13時50分)などを予定している。
問合せは主催者のインフォーママーケッツジャパン(TEL03・5296・1009)まで。