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スロープ・リフト スロープ5年で1.7倍 リフト20年度1万台出荷
【スロープ】貸与件数:51.7万件5年間(2018年4月比)の貸与件数の伸び:1.71倍費用額:12.2億円/月(貸与全体の3.4%)【リフト】貸与件数:5.3万件5年間(2018年4月比)の貸与件数の伸び:1.02倍費用額:8.7億円/月(貸与全体の2.4%)
スロープの貸与件数は51.7万件、5年間での伸びは1.71倍と全種目中、体位変換器(1.96倍)に次いで2番目に高い。車いす利用者の外出や参加・活動を支援する用具として活用が進んでいる。在宅で利用しやすいよう、▽軽量タイプ▽設置・収納しやすい▽本人や介護者負担に配慮して緩やかな勾配が確保しやすい――といった工夫がされている製品が多く登場している。
移動用リフトは5.3万件。リフト導入はやはり施設が中心で、レンタルの伸びは全体と比べて低いが、在宅介護者の負担軽減に欠かせない用具となっている。
JASPAによると20年度のリフトの市場規模は30億円(前年度比+3.4%)、出荷台数は全体で1万件(+4.2%)となった。21年度から「人材確保等支援助成金」の要件が見直され、離職率など一定の成果を出すこととなり、リフト購入だけでは費用補助が受けられなくなったが、大きな影響はないと分析している。
介護保険では段差解消機もリフトの種目に分類され、レンタル対象種目。スロープでは解消困難な段差にも対応する。JASPAによると、鉛直型段差解消機の20年度の市場規模は10億円で前年度から横ばい。
(シルバー産業新聞2023年9月10日号)