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ワクチン2回接種 在宅系サービス12% NCCU調査

ワクチン2回接種 在宅系サービス12% NCCU調査

 UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU、染川朗会長)は今年7月14日~8月2日に介護現場のワクチン接種状況の調査を行い、1003の事業所から回答を得た。介護従事者全員が2回のワクチン接種が済んでいる事業所は全体で3割、高齢者施設では7割だったのに対して、併設のない在宅サービスでは、12.6%に留まっていることが分かった。

 「自治体が行う優先接種の対象事業所として新型コロナウイスのワクチン接種は終わりましたか」の質問で、ワクチン接種2回全員終了が30.0%(301事業所)、ワクチン接種途中31.8%(319事業所)、ワクチン未接種22.6%(227事業所)、優先接種の対象となっていない12.0%(120事業所)と、約6割の介護事業所で接種が進んでいた。

 しかし、サービス別にみると、全従業員の2回のワクチン接種が終わっているのは、高齢者施設は71.0%であるのに対して、高齢者施設と併設した在宅系サービス37.0%、単独型在宅系サービスではわずか12.6%という結果だった(グラフ)。

 高齢者施設では5月からワクチンの優先接種が始まっていたが、在宅系サービスについては制限付きでの実施となった。

 7月中旬以降、新型コロナの感染者が増加し、医療体制がひっ迫する中で、「国は重症者患者等を除き、自宅療養を基本とする」方針を示している。

 厚生労働省は「在宅系サービスについて、感染の懸念があることがサービス提供を拒否する正当な理由に該当しない」として、サービス継続を求めていることから、NCCUは「在宅系サービスの従事者もワクチン優先接種の対象とし、在宅系サービスの安心・安定的な提供維持に努めるべき」と国に要請している。

 なお、内閣府は高齢者のワクチン接種状況については、7月末時点で8割になったとして、希望者は接種が概ね完了していると説明している。

(シルバー産業新聞2021年9月10日号)

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