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UDF生産額 500億円突破

UDF生産額 500億円突破

 日本介護食品協議会(森佳光会長、会員90社)はこのほど、ユニバーサルデザインフード(UDF)登録商品の2020年生産統計を公表、生産額は前年比18.2%増の508.7億円で過去最高となった。区分別で生産額・伸び率が高かったのは「容易にかめる」の223.5億円(39.5%増)で半数近くを占める。

 UDFの登録数は今年5月末時点で2161品目。前年同月から172品目(8.6%)増えた。「やわらかいパンなど、常食に近い『容易にかめる』商品の登録が伸びているのが、近年の傾向」と同協会事務局長・藤崎亨氏は説明する。

 販売先別でみると、病院・施設向け(業務用)は前年比2.7%の微増に対し、小売店や通販向け(市販用)は36.5%の大幅増。新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で、在宅介護に必要な備蓄の確保などが影響したと、同協会は推察している。

 昨年11月にはUDFの新規格「UDF拡張規格」の登録を開始した。水分を含む、口の中の温度で溶けるなどの物性変化で既存の4区分の基準を満たすもの。とろみのついたアイスクリームや、おかゆ等の水分を吸ってやわらかくなるふりかけなどが想定される。5月末時点で丸美屋「くちどけふりかけ」など4商品が登録されている。

(シルバー産業新聞2021年7月10日号)

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