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日建片桐リース 苫小牧介護用品管理センター開設

日建片桐リース 苫小牧介護用品管理センター開設

 北海道で福祉用具レンタル卸事業を展開する日建片桐リース(札幌市、片桐大社長)は5月、苫小牧市に消毒・整備・修理・保管・管理を担う「苫小牧介護用品管理センター」を新規開設した。石狩市に既設の「札幌介護用品管理センター」と2センター体制となり、道内全8拠点からの業務分散や迅速化、サービスの向上を目指す。テクノロジー活用により働く人へ配慮されているのが特長だ。

 苫小牧介護用品管理センター(延床面積994坪、敷地面積1721坪)開設により、同社全社の4割にあたる5万人分の用具メンテナンスや洗浄・消毒業務などを担うことになる。

 開設時の関連従業者20人で、5万人分の用具管理を行うため▽バーコードシステムによる商品管理・出入庫業務の効率化▽無人搬送車「キーカート」(トヨタL&F製)による省力化▽24時間365日対応の無人入出庫システム――など、テクノロジーをフル導入した。

 たとえば、無人搬送車により2階保管場に並べられた大量の商品カートの中から、目的のカートを自動で選び、エスカレーター前まで運搬させることで、従業員の重労働をなくした。

 また、無人出入庫システムにより、顧客の貸与事業者がIDカードをかざすことで、24時間いつでもレンタル戻りの商品を無人入庫場に返却し、受取り商品を無人出庫場から引取ることができるようにした。

 このことは、顧客の貸与事業者の柔軟な働き方支援と、同社従業員の業務負担軽減の両側面がある。

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人手不足でも安心安全・衛生的な用具提供のために

 片桐大社長は「物流コスト高騰により、1センターに道内から用具を運び込み、管理業務をすることが難しくなっていた」と、2センター体制は必要だったと説明する。

 同時に、地域に大型ショッピングモールや大手企業の工場が出店するなど、従業員の獲得競争が激しくなる中「福祉用具関連の働きやすい職場」を明確に示すため、テクノロジー活用は求められる投資だったという。

 「将来的には当センターで30人の従業員を採用したいと思っている。そのための『人への投資』としてのテクノロジー活用があった。このことは、安心安全で衛生的な福祉用具が利用できる体制を、人材不足の中でも継続していく決意でもある」と片桐氏は語った。

ユニフォームを持ち帰らずに社内で洗濯できる(上)従業員...

ユニフォームを持ち帰らずに社内で洗濯できる(上)従業員のためのサロンも充実している(下)

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(シルバー産業新聞2023年8月10日号)

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