107の医療・介護施設展開 人材育成から福祉のまちづくりまで
10法人107の医療・介護施設・事業所を運営する「つしま医療福祉グループ」。「ノーマライゼーション」の実践から、地域包括ケアシステムの構築、現在はまちづくりまで、その取組は年を追うごとに広がっている。北海道で地域の注目の事業者を取材した。
「ノテ地域包括ケアシステム」を構築
「ノーマライゼーション」の実践
その思想を日本でも実現しようと取り組んだのが、グループの総本山となっている「アンデルセン福祉村」だ。総面積7万6000㎡の土地に、高齢者施設や障がい者就労継続支援事業所、学校を集積させ、高齢者や障がい者、介護従事者、外国人技能実習生、学生など、世代や国籍の異なる人たちが多様性の中で日常を過ごすコミュニティを形成。さらに、職員250人のうち、60歳以上が8割を超える、グループのNPO法人「シニアアクティブ」のスタッフが、「アンデルセン福祉村」の施設管理や利用者の送迎などを行い、生き活きと活躍している。
また、就労支援の一環として、障がい者の通年雇用を目的に、敷地内に湧く温泉水を利用して、トラフグ養殖事業も展開。給餌や水質管理、清掃などの業務は、グループの就労継続支援A型事業所に勤務する障がい者やNPO法人の高齢者が従事し、「極上の養殖トラフグ」を道民の身近な食材として普及させている。
地域共生社会を実現する「ココルクえべつ」
医療と介護の人材育成
(シルバー産業新聞2022年3月10日号)



