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5類移行後初開催 「愛顔」満開の大会に

5類移行後初開催 「愛顔」満開の大会に

大会名誉会長厚生労働大臣 武見敬三

 「ねんりんを 重ねた愛顔 伊予に咲く」をテーマとした「第35回全国健康福祉祭えひめ大会(ねんりんピック愛顔のえひめ2023)」の開催を心からお慶び申し上げます。
 また、本年は、豪雨をはじめ、全国各地で多くの自然災害に見舞われました。被災された皆様にお見舞い申し上げます。

 我が国は、超高齢社会を迎えており、今後は「高齢者の急増」から「現役世代の急減」へと局面が変化するものと見込まれています。
 こうした中、支える側と支えられる側の二極化ではなく、全ての世代の方々が互いに支え合う「地域共生社会」の実現が重要となっており、厚生労働省は、高齢者の社会参加や介護予防、認知症施策の推進等に取り組んでおります。

 本大会は、スポーツや健康・文化・福祉イベントを通じて、高齢者に活躍いただき、幅広い世代間の交流を深めるとともに、参加者の心身の健康維持・増進を図ることを目的としており、高齢者が元気で活躍し続けられる社会づくりに寄与する、大変意義深い大会です。また、多くの高齢者がいきいきと活動されている姿を全国に知っていただく絶好の機会であると考えております。

 本年の大会は、愛媛県内全20市町で各種のスポーツ・文化交流大会が行われます。また、高齢者が培ってきた豊かな経験・知識・技術を披露する「地域文化伝承館」や、県内の特産品・ご当地グルメなど愛媛の魅力を発信する「ふれあい広場」など、さまざまな催しも予定されています。
 えひめ大会は、本年5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類へ移行となってから初めて開催される大会です。

 御参加いただく皆様におかれましては、体調管理に御留意いただきながらも、日頃の練習や活動の成果を遺憾なく発揮していただき、世代を超えた皆様の「愛顔」で満開の大会となるよう心より願っております。
 最後となりましたが、本大会の開催に御尽力いただいた愛媛県と開催市町をはじめとする関係者の皆さまに対して厚く御礼を申し上げ、私の挨拶といたします。

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