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自分のために自分で使う福祉用具

自分のために自分で使う福祉用具

 10月1日は「福祉用具の日」。介護人材不足で減少気味に推移する介護保険サービスの不足を補うようにして、在宅ケアにおいて福祉用具活用が進んでいる。2012年から21年までの9年間で、福祉用具貸与の費用額は2387億円から3949億円へ、1.65倍に増えた。

マンパワーサービスが利用者数増大と介護報酬アップで費用額のボリュームアップを図っているのに対して、自由価格である福祉用具レンタルは、レンタル価格の引上げが困難な中で、利用者数を拡大することで、費用額を拡大させている▼22年5月審査分で種目別件数をみると、車いす80.2万件(12年~22年の10年間の伸び、37.9%増)、介護ベッド104.9万件(同51.1%増)、床ずれ防止用具25.9万件(同17.4%増)、体位変換器7.4万件(同220.7%増)、手すり283.0万件(同317.6%増)、スロープ48.6万件(同309.8%増)、歩行器96.6万件(171.2%増)、歩行補助つえ28.1万件(152.5%増)、認知症老人徘徊感知機器4.0万件(214.6%増)。次の2種目については減少しており、移動用リフトは5.5万件(3.0%減)、自動排泄処理装置600件(44.5%減)になった▼自立支援をめざして日々の活動が求められる中で、歩行関連機器の利用が進んでいるのが分かる。手すりの利用が際立つが、車いすをはじめ、歩行器、歩行補助つえ、スロープなどが伸びた▼「介護保険制度における福祉用具貸与・販売種目のあり方検討会」が9月14日、「これまでの議論の整理」をまとめ、26日の次期改正を議論する介護保険部会に提出された。前回の「あり方検討会」以降の福祉用具サービスの課題について広範に提起した。今後も「自分のために自分で使う」福祉用具が、制度にしっかり位置づけられることを望みた

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