介護ロボット・ICT導入支援補助金 6月以降の申請開始に広がり
都道府県の介護ロボット・ICT導入支援補助金の申請開始が本格化してきた(表)。地域医療介護総合確保基金のメニューとして実施されるため、多くの自治体は厚生労働省の今年度要綱を見て申請受付を開始するが、今年度は6月中の発出が予定されるため、募集開始時期を事前告知する自治体も多い。
ICT導入に関しても、大幅に補助上限額を引き上げ、職員数「~10人」100万円(昨年度25万円)、「11人~20人」160万円(40万円)、「21人~30人」200万円(50万円)、「31人~」260万円(65万円)と、それぞれ4倍に引き上げた。
対象事業所は広島県福祉・介護人材確保等総合支援協議会が実施する「魅力ある福祉・介護の職場宣言ひろしま制度」の認証を受けていることなどが条件となる。
市区町村独自補助も広がる
新潟県南魚沼市の「在宅介護者応援事業補助金」は、住み慣れた自宅で暮らしたい人と、支える在宅介護者の身体的、経済的負担を軽減するため、介護用アシストスーツなどの購入費を補助する。
24年度以降の補助金の行方
都道府県ごとのワンストップ相談窓口(介護生産性向上総合相談センター/仮称)も、23年度以降基金事業として位置づけられ、準備の整った都道府県から順次開設される。
昨年12月の政府「政策パッケージ」として厚労省が示したテクノロジー活用の流れや、改正介護保険法で生産性向上の取組が都道府県に求められるようになるなど、介護ロボットやICT活用の場面はますます広がりを見せている。
厚労省「予算要求過程で適切に対応」
(シルバー産業新聞2023年6月10日号)




