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《ねんりん開催地》音楽喫茶「BRANDIN」

《ねんりん開催地》音楽喫茶「BRANDIN」

「BRANDIN」(ブランディン)には1万枚のレコードが壁一面、びっしりと並べられています。60〜70年代の海外ロック、ポップスが中心。ここは好きな曲を自分でかけることができる「ミュージックライブラリー&カフェ」です。

レコード1万枚から好きな曲をBGMに

 茅ヶ崎の住宅街にある喫茶

 経営するのは宮治淳一さんと奥様のひろみさん。

 宮治さんはレコード会社に長く勤め、ラジオでDJを担当して音楽への情熱を燃やしてきました。さらに、サザンオールスターズの桑田佳祐さんと小・中学校の同級生で、なんと「サザンオールスターズ」の名付け親でもあります。

 ブランディンは1999年にオープン。「レコードが好きで集めてきました。中学生の頃、ラーメン1杯60円で食べられた時代にレコードは1枚330円しました。小遣いを握りしめ、買って集めたものを自分だけで聴くのはもったいないと思ったのがきっかけです」と宮治さんは話します。店内にはレコードの他に、音楽関係の雑誌や本も充実しています。

 この日は、高齢の男性ふたりが奥のテーブルで静かに談話。手前のテーブルでは、男子高校生が壁に並ぶレコードを選び、プレーヤーにかけています。窓際のテーブルでは浪人生のような男性が、レコードを聴きながら勉強に熱中しています。

 ここ何年かの間に、来店する人の層が変わってきたと宮治さん。次世代への継承ができつつあり、やってきてよかったとしみじみ思うようになったそうです。店内には懐かしいジュークボックスも、ピアノもあります。喫茶を担当しているひろみさんが淹れるコーヒーの香りは、居心地をさらに良くしてくれます。

 音楽を共通の話題に、コミュニケーションの場所になってきたのがうれしいという宮治さん。かつてブランディンの周辺には尾崎紀世彦さん、中村八大さん、平尾昌晃さんも住んでいたそうです。海と音楽がとても似合う茅ヶ崎、その中に1万枚のレコードがあるブランディンを見つけたのはうれしい発見でした。

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(ねんりんピック新聞2022年11月12日号)

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