EPA候補者、技能実習生 就労直後からの人員基準算入を議論、結論持ち越し
厚生労働省は8月26日の社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=田中滋埼玉県立大学理事長)で、EPA(経済連携協定)や技能実習制度の在留資格で就労する外国人介護職員について、就労直後から人員基準に算入できるようにする見直しを提案した。しかし、委員の賛否が分かれ、結論は持ち越しとなった。
その一方で、「基準に即算入すれば、かえって他の職員の負担増などにつながるおそれがある」(小林司委員=日本労働組合総連合会生活福祉局長)などと、慎重な検討を求める声も少なくなかった。
受け入れ事業者を対象に行った同省の調査によると、算入までの期間について、EPA候補者、技能実習生ともに「現行通りでよい」とする事業者が6割を超え、「就労開始直後からの算入が適当」と答えたのはEPA25.0%、技能実習で23.7%に止まる。この結果に対しても、「事業者側としても何らかの不安があるのではないか」といった意見が寄せられた。賛否が分かれたことから、田中分科会長は「本日結論を出すのは困難」とし、継続検討を決めた。






