時代の変革にさらされる
コンピュータが人の能力を超える時点を、シンギュラリティ(技術的特異点)と呼ぶ。2045年に、パソコンの能力が人の知能を超える予測だ。いま高齢者から子どもまでがスマートフォンをもつ時代が到来したように、その時には、日常の道具はインターネットで結ばれ、AIの技術によって社会は一変していると言われる。仕事も様変わりしているかも知れない。
介護保険の21年改定で提起された「LIFE」の科学的介護情報システムの展開も、その内容を見れば、国は、現在介護サービス事業所で行われている介護を「自立支援介護」の方向へ見直す大改革を行おうとしているのが分かる。介護保険施設サービスのLIFE加算の「自立支援促進加算」では、入所者一人ひとりの毎日の離床や端座位の時間の記録を求めている。自動記録が可能な見守り機器の導入を前提とした加算である。45年を待たず、薬剤師も、介護サービス事業所も時代の変革にさらされている。
(シルバー産業新聞2022年5月10日号)





