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さくらほりきり 手芸レクリエーションと動画併用で負担軽減

さくらほりきり 手芸レクリエーションと動画併用で負担軽減

 豊富な手作り手芸キットを展開するさくらほりきり(東京都台東区、堀切俊雄社長)は、動画を視聴しながら作品を完成させるサービス「オンデマンドくらふと」の提供を予定している。

 コロナ禍で講師を呼べないことや、人手不足の中、職員数人がレクに付きっきりになること、時間内に作品を完成させられない利用者がいることから、既存のキットと作り方の解説動画をセットで提供することとした。

 動画は▽手元の定点カメラ▽音声・字幕付き▽ポイント部分の解説――など、分かりやすく完成に導く工夫が盛り込まれている。

 一時停止や巻き戻しが可能で、分からない部分を気兼ねなく何度も見返して、時間を気にせず自分のペースで制作できる。

 発売は2024年を予定しており、現在は一部施設で試用中。

「自分にできると思わなかった」

 サービス付き高齢者向け住宅「そんぽの家S西新小岩」(東京都葛飾区、柿崎賢一施設長)では、レクの時間に同サービスを活用している。

 制作するキットは「かんたん押絵・春のモクレン」。型抜きパーツを指定の布でくるんで下絵に貼るだけで、絵柄が完成する。

 この日レクに参加した入居者は、職員が作った見本に「難しそう」と不安げな顔を浮かべていた。しかし映像が流れ始めると、テレビ画面と手元のキットを何度も見比べて集中した様子に。ペースに追いつけなくなると、一時停止をしてじっくりとキットに向き合う。1時間後、完成した作品を掲げながら「できると思わなかった。やってみたら、そんなに難しくなかった」と嬉しそうに話した。

 同施設でレクを担当する富谷可奈美副ホーム長は「口頭だけでなく視覚的に作り方が説明されるので、入居者にとって非常に分かりやすかった。動画の停止で区切りもつけやすく、タブレットがあればいつどこでもできるなど、柔軟さが魅力」と評価した。

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 同社のオリジナルキットは、誰でも簡単に完成度の高い作品を作れることが特長。布や紐などの素材は使用する分だけ取り分けて個装しているため、材料を準備する必要がない。介護事業所でも、利用者の満足を得られるクオリティや、職員の手間が少ないことから「レクリエーションやリハビリに最適」と口コミが広がっている。

 製品についての問合せは同社(TEL03・3864・1300)まで。

(シルバー産業新聞2023年11月10日号)

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