ワキタケアネット グループの総合力で積極的な事業展開を行っていく
ワキタ(大阪市、脇田貞二社長)は、今年3月末に全国で福祉用具のレンタル・販売卸事業を展開してきたニチイケアネットの全株式を取得。同社を完全子会社化し、介護事業のさらなる成長戦略を描く。ワキタケアネットの橋口茂博社長に話を聞いた。
――ワキタケアネットになるまでの経緯は。
一方のワキタは、建設機械のレンタルや販売事業を軸に、19年に福祉用具レンタル・販売事業を行うサンネットワークリブを完全子会社化したことで介護業界に参入。介護事業の拡充を注力分野として掲げている。
ニチイグループが、介護や医療、保育などの基幹事業への原点回帰戦略に基づき、グループ会社の再編を進めてきた中で、当社のさらなる事業拡大と、より良い職場環境の実現のためには、福祉用具事業の強化を掲げるワキタへの株式譲渡が望ましいとの判断になり、今年4月よりワキタケアネットとして再出発することになった。
――現在の経営状況について。
福祉用具の消毒・洗浄システムは全国7カ所にある物流センターで一貫して行っており、作業工程ではシルバーサービス振興会の「消毒工程管理認定基準」に準拠し、お客様に安全・清潔な福祉用具を、日々お届けしている。
――今後の成長戦略は。
――グループ会社のサンネットワークリブとの関係について。
ワキタグループの総合力でお客様を全面的にサポートできる体制が我々の強みなので、積極的な事業展開を行っていきたい。






