長野県白馬村に事務所とショールーム開設 イノアックコーポレーション
イノアックコーポレーション(名古屋市、野村泰社長)は2022年12月21日に長野県白馬村に事務所兼ショールームを開設した。
実際に購入できるほか、一般寝具や福祉用具の選び方などの相談にも対応する。地元の介護事業者や福祉用具貸与事業所と連携を強化していく。このほか、白馬村での雇用活性化を目指し、年間通して雇用を継続する拠点として機能させていく。
持続可能な社会を目指し、環境課題などに取組む
そこで、同社が取り組む持続可能な社会への貢献活動として、地域住民と共に考え、地域に根ざした発想から新たな挑戦を目指す第一歩として事務所開設に至った。
白馬村の地域課題に対し、同社の▽技術力(TECHNOLOGY)▽遊び(ACTIVITY)▽自然(NATURE)▽経済(ECONOMY)――の4つの「TANE」をテーマに貢献していく。
同社がもつ、製品や素材を用い、培った技術力を掛け合わせて、新しい解決につながる行動を積極的に実践していく。様々なプロジェクトを企画・実行し、「明日につながるタネ」を発信していく。
断熱材「サーマックス」を活用し、夏も冬も快適な空間を
サーマックスは断熱性能を持つ発泡プラスチック系断熱材で、火が付かず、燃え抜けない、そして水にも強い高性能断熱ボード。夏場は外から熱が入ってくるのを防ぎ、冬場は部屋の熱を室内に留める効果がある。このほか、高い難燃性と防水性」も併せ持つ。
同社は2022年11月に、創立70周年を超える「白馬高校」でサーマックスを使った断熱改修ワークショップを開催。白馬村が直面する降雪量の減少や、取組むべき環境整備、高い省エネ効果を果たす代表的な断熱材、などについて、同校の学生に解説した。講義のあとは、地元工務店と連携し、生徒自ら教室への断熱材施工を行った。
身体の状態に合わせて最適なマットレスを使い、長く元気に過ごす
このほか、これまで同社が取組んできたマットレスの4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)の考え方の普及にも取組む。
煙山さんは「当面は地域のニーズをヒアリングしながら、当社の商材や技術がどのように地域貢献に繋げられるか検討し、白馬村の皆様と共に持続可能な社会を支えていきたい」と話す。
住所:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城1707−4
☎:0261-85-0606
営業時間:9時~18時(土日祝はお休み)
同事務所・ショールーム ホームページ( https://inoac-hakuba.com/index.html )