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シンエンス 電動車いすの利用状況を常時モニタリング 6月サービス開始

シンエンス 電動車いすの利用状況を常時モニタリング 6月サービス開始

 シンエンス(大阪府東大阪市、前田誠司社長)は6月1日より、電動車いす用のモニタリングシステム「モニスタ」のサービス提供を開始する。

 「モニスタ」は電動車いすの利用状況を可視化する見守りツール。GPSデバイスが、走行中の状態を24時間モニタリングし、現在地、活動エリアのほか、走行時間・距離、接触や段差乗り越え時の衝撃レベルなどのデータをパソコンやスマートフォンでいつでも確認できる(表)。当面は、同社の電動車いすレンタル卸事業のオプションサービスとして、同社と取引のある福祉用具事業者を通じてサービス提供する。
報告用レポート(左)も出力可能

報告用レポート(左)も出力可能

 近年は、運転免許返納後の高齢者の移動手段としてもニーズが高まっている電動車いすだが、車検などもなく、また利用者によって使用頻度もさまざまだ。

 同社の前田社長は、「利用者一人ひとりに適切なタイミングでメンテナンスを提供できないかと考えたのが開発のきっかけ」と説明。「モニスタを通じて、電動車いす利用中の事故防止、利用者・家族の安心して電動車いすを利用しての活動や参加を支援していきたい」と意気込みを語る。

 問合せは同社(TEL06・7664・8811)まで。

モニスタの特長

(1)安全な利用を促進
 車載GPSによる位置情報データにより、危険な場所(遠方や踏切、交通量の多い道路など)での利用状況が確認できることで、安全な利用を促すことが可能

(2)利用者の変化を把握
 走行時間や距離の推移から、利用者の体調の変化を把握し、疾病の進行によるADLの低下などを予測できる

(3)安全運転レベルの把握
 接触や無理な段差の乗り越えなどの際の衝撃がデータとして蓄積されるため、衝撃回数の多い利用者へ安全運転の再指導を行える

(4)適切な時期でのメンテナンスが可能
 日々の使用状況から、バッテリーやタイヤの消耗部品の交換時期などを予測し、適切なメンテナンス対応が行える

(5)報告ツールの活用
 「電動車いす利用状況報告書」を出力し、利用者・家族やケアマネジャーへの報告ツールとして活用できる

(シルバー産業新聞2022年5月10日号)

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